<製品について>

ワイヤーを電子部品に繋げるための機械装置や、電子部品を作っています。

 

当社は、ワイヤーを作るための圧着機という機械装置を作る機械事業、ワイヤーに繋げる電子部品を作る電子部品事業の2つの事業をメインに展開しています。


当社の機械で作っているのは、製品が動くための血管部分

 

みなさんが普段の生活の中で目にする自動車、冷蔵庫、掃除機などの機械は、様々な部品が集まってできています。しかし、部品を組み立てただけでは動きません。部品同士が電線(ワイヤー)で繋げられていないと、動かないのです。例えば自動車を想像してみてください。自動車の内側には、たくさんのワイヤーが部品につながれていますよね。

当社は、ワイヤハーネスと呼ばれる、電線と端子を圧着してつなぐ、「自動圧着機」という機械を作っています。

 

 


<技術について>

お客様の要望に合わせた、オーダーメイドの製品づくり

 

私たちの製品は、一つ一つがオーダーメイドです。自動車メーカー、家電メーカーを始め、様々なお客様から、工場内に設置するための圧着機の依頼を受けます。コネクター、ワイヤーのサイズや材質、種類も企業により様々です。サイズや仕様などの細かい希望に合わせて、一つ一つを作りお客様へ納品しています。

大量生産ではない、要望に合わせたオーダーメイドの製品づくりが当社の特徴です。

1つの製品を作るためにかかる時間は平均でも2~3か月。納品後は長く製品を使っていただくことになるため、標準仕様の圧着機からカスタマイズして納品することもたくさんあります。

 

 

<全自動圧着機>

 <手動圧着機>


なぜワイヤーハーネスの圧着機は需要があるのか?

昔は、ワイヤーにコネクターを手作業で接着していました。しかし、それでは製造の効率が悪く、時間がかかっていました。一秒間で一本のワイヤーを作れるくらいの速さで圧着できる機械を、当社は世界で初めて作りました。

性能が認められ、現在も、世界の自動車メーカー、家電メーカー、ワイヤーメーカーで採用されています。


<日本オートマチックマシンの強み>

国内トップシェア、アジアでのシェアもトップ級

 

ワイヤーハーネスの自動製造機としてのパイオニア企業としてスタートした当社。現在では、海外にも拠点を持ち、海外のお客様にも圧着機を使っていただいています。

圧着機から作られる製品は、世界の自動車メーカーなどに使われています。

製品を使っていただけるのは、当社の技術力、営業力が強いからこそです。