外国人がエンジニア・技術職としてメーカーで活躍している職種について解説します
■外国人がメーカーで活躍している仕事は設計、開発だけではない
エンジニア・技術職を希望している留学生に希望の職種を聞くと、多くの人が「設計、開発」と答えてくれます。理由を聞くと、「勉強したことを活かしたい」という答えもあるのですが、「それ以外の職種が分からない」というケースもあります。
「設計の勉強をしているけれども、実は理系の知識を活かしてお客様とコミュケーションを取る仕事がしたい」という方もどの職種を選べばよいか悩んでいました。なかなかホームページや求人情報を見ているだけだと、どのような職種があるか見えづらいかもしれません。
今回は外国人がエンジニア・技術職としてメーカーで活躍している職種について紹介します。
1.研究開発
研究職は10年後、20年後の実用化を目指して新技術や新素材を探していきます。
開発は、研究で発見した技術や素材を使って、市場のニーズに合ったら製品を具体的に生み出す仕事です。
2.設計職
商品開発の部門で生み出されたアイデアを、CADやCAMなどのソフトを使って実際の生産に向けて設計していきます。
素材や構造、コストを検討しながら、アイデアを図面に落とし込んでいきます。
3.実験・解析
製品の強度や性能の実験やシミュレーションを行い、不具合があった場合には設計担当者と一緒に対応を検討します。
信頼度の高い実験結果を得るために、しっかりした実験計画を立てる必要があります。
4.生産技術
製品の大量生産を安全かつ効率的に、低コストで行うために、生産ラインや工法の企画・改善を行う職種です。
最近は工場のオートメーション化に取り組むメーカーが増えていて、メカトロニクス分野の勉強した学生も多く活躍しています。
5.品質保証
自社で製造した商品が、あらかじめ決められた品質を満たしているか、製品の企画段階から販売後の顧客のクレームまで、あらゆる所で起こる製品の不具合などを調査・分析し改善する職種です。
自社の品質を保ち、さらにお客様からの意見を聞くことで、今後の品質改善に役立てていきます。
6.技術営業
技術的な知識を活かし、顧客の開発担当などに向けた営業を行う職種です。
顧客の抱えている課題を聞き取り、高度な専門知識を活かし、それを改善する方法を提案していきます。特に高い技術力を強みにしているメーカーでは、営業に高い専門知識が求められるため、理系出身の留学生も海外向けの技術営業などで多く活躍しています。
7.サービスエンジニア
製品を購入してくれた顧客に対して、修理などのアフターフォローを行います。
故障やトラブルへの迅速な対応はもちろん、定期的な点検によって不具合を早い段階で見つけて修繕することが求められます。顧客と接する仕事のため、利用者の声や直接接しないと分からないニーズを企画・開発や製造の部門に伝えることも重要な役割です。
エンジニア・技術職と言ってもたくさんの職種があり、様々な仕事で外国人が活躍しています。是非、みなさんの職種研究の参考にしてください。
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